12月になり、寒暖差で体調崩されている人も多いのではないでしょうか?今回は、保険とは違うお話を。
◆風邪予防の王道
まず外せないのが、手洗いとうがいです。風邪には十分に気をつけているようですので実施していると思いますが、丁寧にやることで効果も違ってきます。風邪予防の王道ですので、もう一度見直してみてください。そして、見逃されがちなのが、水分補給です。こまめな水分補給は鼻やのどの粘膜を潤して、ウイルスの侵入を防いでくれます。
◆大敵は「乾燥」
風邪やインフルエンザなどのウイルスにとって大好物は「乾燥」です。湿度が50%以下になると活発に活動する反面、それ以上になると活動が急激に低下します。また水分補給は、風邪の予防だけでなく、いったん侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する働きを助けてくれます。夏だけでなく冬にも、十分な水分補給をしたいものです。
◆脳卒中、心筋梗塞の予防にも
また、冬は脳卒中や心筋梗塞の発症がふえる季節でもあります。冬は寒くて汗をかかないからといって水分補給を怠ると、血液の粘度があがりドロドロになりやすくなります。この状態が血管を詰まりやすくして、結果として脳卒中や心筋梗塞が発症する可能性が高くなるのです。人間の身体の60%は水分です。その意味と大切さを再確認してみてください。
これからの季節は風邪・インフルエンザが流行りますが、クリスマス・正月と楽しいイベントも控えています。元気にすごしていきましょう。