皆さんこんにちは。ようやく緊急事態宣言も終了し、毎日の感染者も久留米市では０人が続き安堵しているのではないでしょうか？とは言っても、油断しないよう手洗いうがいの徹底及び密を避けることを引き続き徹底して感染予防に努めましょう。
本日は、これからシーズンを迎える自然災害についてです。
１ 近年の 台風
昨年度日本に上陸した台風は幸いありませんでしたが、過去数年日本に接近、あるいは 上陸した台風
は増加しておりかつ勢力 も強い傾向が 有る上、線状降雨帯の発生などによる集中豪雨・大雨も頻発し、被害 が激甚化しています。地球温暖化で日本近海の水温が上昇しているため台風の勢力が 弱まらないことや 、偏西風の配置変化により台風の進行速度が遅くなっている事が被害の増大につながっているとの分析があります。
過去１０年程度をみると、日本に上陸した台風 の件数 は、 ２０１１年 から２０１３年 まで２～３件でしたが 、 ２０１４年から倍増 し、４件から６件の間を推移 しています。この ように、台風の上陸 件数が増加しています。
２ 集中豪雨の 傾向
2016年以降、毎年7月、8月には大雨が頻発しています。豪雨や台風の風水害による損害が発生し、建物や機械・設備等のみならず、工場や倉庫等に保管されているお客さまの商品や貨物への影響も毎年高まっています。また、各地で昨年7月の期間降水量は月平年値（7月）を大きく上回りました。昨年7月上旬の降水量の総和および1時間降水量50mm以上の発生回数が、共に1982年以降で最多となりました。九州南部、九州北部地方、東海地方、及び東北地方の多くの地点で、24、48、72時間降水量が、観測史上 1位の値を超えました。
１・２と記載した台風＆集中豪雨のシーズンは目の前です。各都道府県が発行しているハザードマップの確認・避難経路の確認を徹底してください。また、いざという時の為の火災保険等々についても水害補償はOKかどうかなどを確認してください。
